FRCについて

FIRST RObotics Competitionとは

FRC(FIRST® Robotics Competition)は、15歳から18歳の若者を対象とした、国際的なロボット競技大会です。1992年にFIRSTによって設立され、現在では世界35か国以上で9万5千人以上の学生が参加しています。

毎年、10人以上のメンバーから成るチームが、連携とチームワークのスキルを養い、必要な資金を調達しながら、約6週間の期間内でロボットを設計、組み立て、プログラムし、勝利を目指します。

RULES

3チーム VS 3チームの連合対戦

1チーム1機のロボットを製作して大会に望みます。予選ではランダムで3チームが決まり、一つの連合を組んで試合をします。即席の連合(3チーム)対 即席の連合(3チーム)という形式です。海外の赤の他人のチームと協力して試合をしなければならないため、英語でのコミュニケーションが重要になります。

競技内容は毎年変更

毎年競技の内容が変更されるため、年によってロボットに必要な機能は異なります。2023年は、地面に置かれたキューブやコーンを拾って指定された場所に置くという競技でした。さらに、自動でチャージステーションに向かい、バランスをとるという機能が必要でした。試合中は他のロボットと激しくぶつかり合うので、それに耐える強さと短時間で修復し次の試合に出場する、メカニックの技術も必要です。

製作期間は6週間

毎年1月に英語でルールが発表され、そこからたった6週間で大きさ約1m×1m×1m、重さ約50kgにもなるロボットを予算制限がある中で製作します。4月の予選大会(ハワイ)があり、そこで好成績を収めれば、4月の世界大会へ進めます。また、成績だけでなく、デザイン性やアウトリーチ活動(講演会等)も評価され、賞によって世界大会へ進めることもあります。

2023年シーズンルール

2024年シーズンルール

2025年シーズンルール