[7日目]
「Rising All Star受賞!! 二年目の快挙」
「Rising All Star受賞!! 二年目の快挙」
去る3月29日をもって、我々ZENSHINのFRCラスベガス予選大会への挑戦が終了いたしました。
最終順位は全45チーム中45位という結果となり、日頃より多大なるご支援を賜っております皆様のご期待に沿うことができず、誠に申し訳なく存じます。
しかしながら、日本からの遠征という挑戦や、現地での他チームとの積極的な交流、
そしてFIRSTが掲げる理念「Gracious Professionalism」への貢献が評価され、「Rising All-Star Award」を受賞することができました。
この賞は、将来有望な新進チームに贈られるものであり、私たちの姿勢と努力が国際的にも認められたことを、心より光栄に感じております。
昨年度と比較し、競技結果としては悔しさの残るものとなりましたが、私たちの活動の意義と価値をあらためて実感する大会ともなりました。
帰国後、改めてこれまでご支援いただいた皆様へ、直接またはクラウドファンディングのリターンを通じて、活動報告の機会を設けさせていただきたく存じます。
末筆になりますが、本年度もZENSHINに多大なるご支援とご協力を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
今後とも変わらぬご厚情を賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はFRC予選大会1日目に参加し、緊張感のある試合を経験しました。実際のフィールドでの動作チェックや戦略の調整に追われ、試合ごとに課題が浮き彫りになりました。
2勝4敗1分の成績で一日を終わってしまいましたが、明日に残された試合を全て勝ち続けることで、最終トーナメントに残れる可能性が高くなります。残された問題を解決し、世界大会への切符を掴んでみせます!
特にドライバーの操作やチーム間の連携の重要性を実感し、改善点が明確になりました。他チームとの交流からも多くの学びがあり、明日の試合に向けてさらに調整を重ねて挑みたいと思います。
5日目は実際にFRCの会場にいって練習試合に参加し、本番と同じ試合形式でロボットを動かしました。緊張感のある環境で操作する難しさを実感し、思うようにロボットが動かなかったりドライブ練習不足が課題として挙がり、それらをカバーできるように努めます。
そして、運営班は他チームのロボットを研究したり、他チームと交流をして予選での戦略貢献に役立ちました。また、大会後は大会は公式ディナーに参加し他チームとの交流を通じて新たなアイデアも得られ、大きな学びがありました。ドライバー練習や戦略共有の重要性を再認識し、本番に向けて改善すべき点が明確になった貴重な経験でした。
FRC本番まであとわずかになりました。ラストスパートのため、本来宿泊場所に持ち帰らない予定だったロボットを急遽持ち帰り、最後まで皆で全力で仕上げることに。夜はチームでBBQを楽しみ、役職や学年関係なく交流しながら気合いを入れ直しました。
運営部では、大会会場へのロボット部品や旗などのロードインを実施。明日以降にZENSHINの拠点となるピットを立ち上げ、他チームとも挨拶をして、明日以降の大会への準備を着実に進めました。
そして22時頃にはセーフティテストを実施し、ルールの最終確認。急な予定変更にも柔軟に対応し、支えてくれた周りの人たちのありがたさをしみじみと実感しながら、チームの団結力はさらに強まり、本番への意気込みもよりやる気に満ちました。"Forward ZENSHIN!”
FRCラスベガス予選大会に向けた製作が終盤に突入し、初めて実際にロボットを動かしドライブ練習に入りました。操作の細かな動きの調整などの難しさを実感しつつも、仲間のアドバイスを受けながら少しずつ感覚を掴んでいきました。
練習後はチームの仲間とディナーを共にし、それぞれの思いを語り合い、夜はFRCの動画をみんなで見て解説をしながら和気あいあいと仲間との交流を通じて結束が深まり、大会へのモチベーションがさらに高まっています。"Only Challenge, ZENSHIN!"
午前7時、メンバーのラスベガスでの最初の朝が来ました。時差ボケを治すべく定刻に起床し、コーンフレークにパスタを平らげ、良いスタートを切りました。車にロボットを乗せ、Team 7426 Pair Of Dice さんの学校にお邪魔しました。Pair of Diceさんは別のFRC予選大会を優勝し、2025年度世界大会出場を決めている強豪チームです。チームのホームページは以下に添付しておりますので、ぜひとも御覧くださいませ。
Pair of Dice:https://pairofdice.vegas/
しかし、ここでロボット制作が前途多難に。スワーブがうまく機能せず、危うくラスベガス大会欠場の危機に!しかしここで力を見せたのがZENSHINの英語コミュニケーション能力。技術部コード班のゼンカル君がPair of Diceのメンバーの力を借り、なんとか問題を解決することができました。
明日も同じく工房に伺います。今日はできなかった実践練習などを重ね、可能な限り大会を勝ち進むための準備を進めてまいります。FIGHT ZENSHIN!
3月23日12時、1月からかけて準備してきたZENSHINの2025年度ロボット「NAGISA」が、ついに成田空港から日本を飛び立ちました。韓国の仁川国際空港を経由し、約20時間のフライト後、ラスベガスのハリー・リード国際空港に上陸しました。
しかし渡航で満足することなく、ラスベガスのAirbnbに到着した直後、技術部は解体したロボットの組み立て、運営部は現地チームとのコンタクトなどそれぞれができる活動を行いました。明日以降は、ラスベガス現地チームの工房にお邪魔して、我々のロボットの不足部分を修正して大会に望みます。Go ZENSHIN!